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〒443-0013
蒲郡市大塚町山ノ沢7-5
電話:0533-58-0121
Fax:0533-59-6121

診療科

皮ふ科・形成外科・アレルギー科

診療時間

午前 9:00〜12:00
午後 3:30〜6:30
※土曜日は午前9:00〜午後1:00

休診日

水曜・日曜・祝日・土曜午後

 

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院長の部屋(16) 「”秋” 食を考える」

 めっきり秋も深まってきました。スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋、抜け毛の秋 (夏の疲れで秋は抜け毛が多い時期なのですよ)。秋は何をするのにも良い時期ですよね。皆さんはこの秋、いかがお過ごしでしょうか。

 さて、今回は最近マイブームとなっている“食”について少し考えてみようと思い ます。と言うのも、半年前に私自身が風邪をひいてしばらく体調を崩していた時期に、これまで気にも留めていなかった血圧がかなり高くなっており、厄年過ぎてとうとう私もメタボリック症候群の仲間入りかと健康にやや自信をなくしつつ、どう対処しようかとあれこれ試し始めたのがきっかけです。知り合いの内科の先生方に相談す ると、「少量の降圧剤を飲んだほうがいいんじゃない」という意見が半数。一度、降圧剤を飲んだら今後ずっと飲み続けるのかなーとためらい、しばらく自分の知る知識で漢方療法をしていましたが、目に見えて効果が表れないのでついに降圧剤を朝1錠飲み始めたのです。

 

 さすが、西洋医学! 降圧剤の効果はテキメン、適正な血圧にコントロールできたのです。しかし、43歳にして降圧剤を今後何十年も飲み続けるかと思うと少し気が重くなっていました。そんな折、「病気にならない生活のすすめ 石原結實・渡部昇一」、「半断食 健康法 石原結實」、「朝食抜き!ときどき断食! 渡辺正」の3冊の著書に出会って、正しい食生活の常識・定説からはかなり異論ではあるけれど、 もともと常識なんていつか覆されることなどよくあることだし、医学的に考えるとな るほどと共感を呼ぶ内容も多かったので実際どのように自分の体が変化するか、試すことにしました。

 本の内容とはやや異なることもありますが、実際にしたことは、(1)毎日朝食を抜いて野菜ジュースのみにする (2)火曜日の夕食と土曜日の昼食を抜く (3)毎日飲んでいたビールを週末の土・日のみにする (4)食事の1回量を今までの8分くらいにする (5)再度、漢方薬に戻し降圧剤を中止する。そして、食材内容も野菜と海草類を努めて多くとるようにしたり、白米に雑穀を入れる回数を増やしたりと無理のない程度に健康食と言われるものを取るようにしました。そして、間食で食べていた甘いものを極力減らし、代わりにプルーン、干しブドウ、ドライマンゴーなどの乾燥フルーツをおやつ代わりに食べるようにしました。そして6週間経過した現在、降圧剤なしで血圧は良好にコントロールできており、また慢性的に続いていた肩こりがかなり軽快し、1日2食の食事がとてもおいしく、また食べるということがとても大切に感じるようになりました。ついでに体重も2キロ減りました。

 朝食を抜くことは、現代医学の常識からは推奨されないだろうし、食育基本法がで きた昨今では「朝食を抜くとキレやすい子供になる」というデータもあるようなので、ちょっと変わったことを田舎の皮膚科医がやっていると思って軽く流して読んで下さいね。ただ、飽食の時代に生きる現代日本人にとって「偏食、食べすぎ」は事実と思いますし、上記の著書にもありますが、胃腸を休めることの重要性と体に食物を 取り入れることと同様に排出することの大切さをとても強く感じています。

 また先月、漢方治療の名人から色々なお話しを伺う機会がありましたが、アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬をはじめ慢性で治療が長引いている皮膚病の方々の治療において、食事の話抜きでは始まらないことを何度も念を押されていたのがとても印象に残っています。いわく「甘いものと脂っこいものをできるだけ減らすこと、食べ過ぎと偏食に注意」、慢性皮膚病の方へのメッセージです。食欲の秋とは言いますが、 「朝食抜きとプチ断食の秋」を過ごしている私です。もう少しこの食生活を続けてみようと思いますので、機会があればまた私の体の変化につき報告します。

平成19年10月25日     院 長

 

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