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海岸通り皮ふ科

〒443-0013
蒲郡市大塚町山ノ沢7-5
電話:0533-58-0121
Fax:0533-59-6121

診療科

皮ふ科・形成外科・アレルギー科

診療時間

午前 9:00〜12:00
午後 3:30〜6:30
※土曜日は午前9:00〜午後1:00

休診日

水曜・日曜・祝日・土曜午後

 

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院長の部屋

院長の部屋(95) アロマテラピー学会&統合医療学会から

平成27年も始まって、あっという間に1日1日が過ぎて行きます。受験生にとっては既に進路が決まった方もいれば、最後の追い込みの方もいることでしょう。あと少しです、頑張れ!!そして来春から社会人になる方にとっては心の準備も含めて、学生として残された日々を大切にお過ごしくださいね。

さて、年の暮れ12月20、21日と横浜でアロマセラピー学会が開催されました。今回は統合医療学会と合同開催となり参加者も多く、内容も充実したものとなりました。今回は本学会で私が聴講した講演、参加した企画を振り返ってみたいと思います。

(1)特別企画 講演「環境と対話する建築」から。現在の日本を代表する建築家で東京大学教授の隈研吾さんの講演を聴講。1755年、6万人が亡くなったリスボン大震災から近代建築が始まったが、2011年3月11日の東日本大震災から再び新しい建築の流れが始まったとの説明があった。隈さんは木材や日干しレンガ、かやぶきなどの自然の素材の良さと大切さを提唱し、自分の設計した建築物にも木材を多用されている。手触りの良さや温度・湿度をコントロールする力、健康によい木が発する匂いに含まれる成分など自然素材の持つ特性をご自身の設計された建造物を示しながら解説された。木造住宅の良さを再認識した。

(2)「薬に頼らない精神生理学的ストレスケアの実践」ナチュラル心療内科クリニック院長の竹林直紀先生による講演。うつ病をはじめとした心療内科・精神科的疾患において薬物療法だけでは、薬剤依存や離脱困難のことが多くなり、また多剤併用の弊害も指摘された。竹林先生は保険の効かない自由診療のもと「行動」「思考」「栄養」の3つの側面から精神的疾患にアプローチされている。その手法により、患者さんの治療に対する満足度は70%を越え、うつ病などで薬物治療されている患者さんの70%が薬剤中止または減量に成功しているとのこと。「人は愛することで健康になれる。愛のホルモン オキシトシン」の紹介などもされながら、薬に頼らない精神的疾患の治療について、実際例をあげて説明された。

(3)「医療機関におけるアロマセラピーの導入とその成果」朱永真先生、大門美智子先生、工藤千秋先生によるシンポジウムを聴講。整形外科領域では痛み、しびれ、張り・凝りに、心療内科領域ではうつ、不安、緊張、不眠に、在宅医療では担癌患者や緩和ケアなどにアロマセラピーが有効であることを示された。現代医療を補う形でアロマセラピーを併用し、より満足度の高い医療提供に貢献できそうである。医療保険が効かないことが、アロマセラピーが普及しない理由となっていることが課題となっている。

(4)ヨガ体験 ファッションとしてのヨガではなく、伝統医学としてのヨガを小一時間体験した。「体操」「呼吸」「瞑想」を主軸として、呼吸と体の動きを連動すること、呼吸は止めないこと、力を入れ過ぎないこと、ヨガを終えた時に体が緩む感覚を感じることなどを体験。かつて気功と座禅の体験をしたことがあるが、インド、中国、日本の違いはあっても「運動」「呼吸」「瞑想」などを通し、自律神経のバランスを良くして心と体を整える方法は、全世界同じことを昔から考えてきたのだと再認識した。

今年は「体操」「呼吸」「瞑想」を普段の生活で意識しながら過ごしたいと思います。

平成27年1月

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