あの日のワンショット「(33)グアム」
平成4年、中京病院形成外科に勤務していた時、日本臨床皮膚外科学会がグァムで行われた。日本人による日本人のための学会なのにグァムで行われるという珍しい学会だったが、旅費を考えると北海道や沖縄で行われるのとあまり差がないため、参加者の英気を養う目的や気分転換も兼ねてグァムでの開催となったのだろうか?
ともあれ先輩と二人でこの学会に参加した。学会は無事終了し、少しばかりの時間を使ってグァム島内バスツアーに参加した。「太平洋の島」と「アメリカ」がほどよく混ざっていると表現するのが適当なのか?ホテルやショッピングモール、そしてそこで売られているものはアメリカそのものであったが、風景はもちろんフリーマーケットに足を伸ばすと「太平洋の島」を肌で感じることができた。
上の写真は観光客が立ち寄るお土産屋で花と葉を使った現地の頭飾りを作ってくれるところ、下はフリーマーケットの屋台でのお惣菜。
私は免税店でブランド物を見たりレストランで食事をするより、地元の屋台で怪しげな物を見たり、得体の知れないもの食べたりすることに興味を惹かれるので、写真の屋台にはとてもひきつけられたが、時間がなくて見るだけで終わってしまい残念だった。
ビーチでシュノーケリングをしたが、ナマコだらけイマイチだった。帰りの空港ではキャンプで来ていた読売ジャイアンツの選手とばったり。数多くの有名選手を目近で見ることができ、ちょっと得した気分で帰路についた。