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海岸通り皮ふ科

〒443-0013
蒲郡市大塚町山ノ沢7-5
電話:0533-58-0121
Fax:0533-59-6121

診療科

皮ふ科・形成外科・アレルギー科

診療時間

午前 9:00〜12:00
午後 3:30〜6:30
※土曜日は午前9:00〜午後1:00

休診日

水曜・日曜・祝日・土曜午後

 

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院長の部屋

院長の部屋(31)「統合医療セミナー」

寒さは次第に和らいできましたが、スギ花粉症の方にはつらい季節となりました。もうすこしの辛抱ですので、花粉症でお悩みの皆さん、なんとかこの季節を乗り越えましょう。

さて、先日統合医療セミナーという研修会に参加してきました。統合医療セミナーは体に良いものは何でも積極的に勉強しようというセミナーで、今年で第3回目を迎えました。このセミナーには北海道から九州までの様々な診療科の医師約80名が集い、 1泊2日で様々な分野の第一人者、あるいは老医の何十年にもわたる経験談などの講演を聴きます。また夜は自己紹介を兼ねた懇親会が催され、その後セミナーハウスの食堂で深夜1時までお酒を飲みながらざっくばらんに話しをする、この会ならではの二次会が催されます。全国から集まった「患者さんにとって良いことなら何でも積極的に取り入れたいと考える医師達」が最近取り組んでいることや経験談、それぞれの地方ならではの話や様々な悩みなどを年齢や専門科をこえて夜遅くまで語りあいます。そして私はいつもこの会の講師や集う同志から沢山の情報と元気をもらって帰ってきます。

今回のセミナーの内容から、ほんの少しだけ紹介します。

(1)納豆の中に含まれる血栓溶解酵素ナットウキナーゼを発見した須見洋行先生の話。

納豆を食べるとナットウキナーゼの働きで心筋梗塞、脳梗塞の予防になるばかりか、胃潰瘍の原因となるヘリコバクターピロリ菌を抑えること、骨粗鬆症や骨折が減ること、肌の潤いを増したり化粧のりをよくしたりする美肌効果など様々な効用が認められる。売れ残った期限切れ間近の古い納豆ほどナットーキナーゼが多く含まれている。(もともと納豆は発酵食品なので期限切れなんてかまいませんよ。)

1日9g以下のアルコールを飲む少量飲酒グループのほうが禁酒グループより長生きする。特に焼酎が健康にはよい。

(2)最近トピックスの超高濃度ビタミンC点滴療法の日本における第一人者の水上治先生の話。

癌治療において、超高濃度ビタミンC点滴療法の効果が今アメリカで注目されている。そしてその総合的な効果は抗癌剤以上とも言われている。日本では現在250施設のクリニックで行われているが、自費診療。

低線量の放射線暴露は癌の罹患率を低くするので癌予防に時々レントゲン検査をしてもらって被爆しよう。飛行機にのって宇宙線を浴びよう。玉川温泉や三朝温泉などのラジウム温泉が癌患者さんで賑わっているのはこの原理。

(3)経方医学を確立し「主食を抜いて糖尿病を良くする」という理論を展開する江部洋一郎先生の話。

人類500万年の歴史で人類が主食としてでんぷん(米や小麦)を食べ始めたのは1万年 から、日本においては2000年前から。それまで人類はでんぷんをそれほど食べずに生き てきたわけで、本来人類にとってでんぷんは必要なの?ということで主食を抜いて糖質制限をすることで糖尿病に大きな効果をあげている。糖尿病専門医と真っ向から戦う理論を展開。本当かしら?と私も半信半疑だけど、かなり効果的のようです。

以上、多くの医師にはまだ受け入れられないような内容もありますが、これらの健康法や治療を受けた患者さんがその効果を実感し、集積された医学データがその効果 を物語っているようです。
今日の常識は明日の非常識となることも多い医学界です。医師と患者さんの相互理解の中から、薬に頼りすぎている日本の医療がヨーロッパ型の多剤を処方しない・飲まない、各人が自己管理をしっかりして医療・医師に頼り過ぎない・期待し過ぎない、そんな形に転換できれば莫大な医療費も抑えられるから皆さんの支払う保険料も 安くなり、なにより一人一人が現在より健康的な生活がおくれるように思います。
そのような医療の形になる日が来るといいなー。

平成21年3月5日 院 長

 

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